ウィッグの着用方法知っていますか?
と聞かれると、「え?かぶればいいだけでしょ?」と思うかもしれませんが、実際に上手なかぶり方をしている方と、出来ていない方では大きな差が出てきます。
そんなに変わらないと思いがちですが、実は大きく目に見えてわかる差がつきます。
実際の差がこちらです↓
いかがですか? 印象がすごく変わりますよね。
そこで今回は、ウィッグをかぶる基礎知識~コツやポイントも含めて「細かく」着用方法をお伝えします。
・ブラシ ・コーム ・ヘアピン(ヘアアイロン)
1.まず、ウィッグのブラッシングを行います。
せっかく買ったばっかりなのに、ブラッシングをしたらもったいない!と、お声を聞きますが、着用前にしっかりブラッシングをすることで、毛束を崩してあげる効果があり、自然に見えやすくなります。
必ずではありませんが、ウィッグ専用ブラシを使は静電気防止になるのでおすすめしています。
絡まりを防止するために、必ず「毛先」からブラッシングをすることがポイントです。
また、ウィッグ専用エッセンスをつけることで、静電気を軽減することができ、ブラッシング前に活用いただくことをおすすめします。
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2.付属のウィッグネットをかぶります。
あらかじめネットを両手で伸ばしておくと、着用したときに頭が痛くなりにくくなるのでおすすめします。
伸ばしてから、首までしっかりネットをかぶって、黒いフチの部分が生え際になるよう持ち上げます。
その際、髪を均一にウィッグネットの中へ入れ込みますが、万が一、髪が収まらない場合は、三つ編みをして地毛を束ね、ピンで持ち上げると、きれいにネット内に収まります。
その後ウィッグネットの余った部分をまとめてヘアピンで留め、地毛を平らにするように揉み込みます。
3.アジャスターでサイズ調整します。
あまり知られていないアジャスターですが、サイズ調節機能として使用できます。
洋服のフリーサイズと同じで、ウィッグにもフリーサイズがあります。
しかし、頭の大きささはおひとりおひとり違うので、こちらの調節機能で合わせます。
内側にフックをひっかけると小さいくなり、外側にかけると大きくなるので、ぜひ調整してみてください。
4.ウィッグを着用します。
アジャスターを調整したウィッグをかぶります。
着用したあとに、必ず確認するポイントが3つありますので、ぜひご参考ください。
☑ウィッグが浮いていませんか? 地毛がキレイに入っていない場合、ウィッグが浮いてしまいます。
その為、後頭部の生え際などの地毛をウィッグで包み込むように入っているかを確認しましょう。
ウィッグを被っているのではなく、被られている感は出ていませんか? 着用後、違和感がある場合、ウィッグに位置をチェックしましょう。
ウィッグ初心者の方は、深くかぶったり、前のめりにかぶりやすい傾向があります。前髪の生え際で合わせがちですが、必ずつむじで位置を合わせ着用してください。
☑鏡で見て馴染んでいますか? 最後のブラッシングも馴染ませる大事な工程の1つです。ウィッグの着用位置を決めてから、ブラッシングをして、手ぐしでも整えてあげてください。
もし、輪郭に沿わないな、毛先がまとまらないなと感じた場合は、コテやアイロンでスタイリングするか、軽くワックスで整えてあげてもいいかと思います。
これで完成です。
フルウィッグの長さやスタイルは様々ありますが、この手順をマスターしておけば、ナチュラルにウィッグが着用することができます。 前髪に分け目があるレースフロントの場合は、ファンデーションをおでことレースフロントの境目に塗ると、より目立ちにくい状態が作れます。
・ブラシ
・コーム
・ヘアピン(ヘアアイロン)
1.ブラッシングを行います。 こちらもフルウィッグと同様に、ブラッシングを必ず行います。こちらのウィッグも、もちろん絡まらないように毛先からとかしていきます。フルウィッグで紹介したエッセンスはどのウィッグにも対応しているので、ハーフウィッグにも使用できます。
2.髪をまとめていきます。
ハーフウィッグはフルウィッグと違って、ウィッグ専用ネットで髪をまとめません。その為、地毛を結ぶ必要があります。
まず、前髪とサイドを残し、地毛を2つに結びます。この時、髪が長い場合は、コンパクトに収まるように、きつく三つ編みにします。
その後、2つに結んだ(三つ編みした)地毛をピンで留め、コンパクトにまとめます。
3.ハーフウィッグを着用します。
内側にあるトップのコームを差して固定し、位置を決めます。
決めたあとは、両サイドにも、パッチンクリップがついているので、固定していきます。
前が安定してから、後ろ側のまとめた地毛を入れ込み、えりあし部分のコームでしっかりと地毛が出てこないように固定します。
4.ブラッシングを最後にお忘れなく!
ハーフウィッグの境目になっている箇所を、ブラッシングし地毛とウィッグを馴染ませると完成。
ウィッグの扱いが慣れている方には、割と簡単に1~4ステップまでの装着が可能だと思います。
次はキューブウィッグの着用方法です。 フルウィッグ、ハーフウィッグの着用方法をマスターすると、難しいと思われがちなキューブウィッグはとっても簡単に着用することができます。
自身のつむじを見せ、より自然を追及したウィッグの作りとなっているので、プロ級のナチュラル感を追及してください^^
・ブラシ
・ヘアゴム
・ヘアピン
・コーム ・
ヘアアイロン
1.ブラッシングを行います。
※型崩れ防止用の黒いリボンは着用前に取り外します。
ウィッグの着用前は必ず「ブラッシング」から始まりますね! フルウィッグ、ハーフウィッグでもご紹介しましたが、エッセンスを活用することで静電気防止となります。
2キューブウィッグの穴から地毛を出す位置を決めます。
キューブウィッグは、自身のつむじを見せる構造のため、最後になじませる頭頂部の毛を結んでおく必要があります。
どれくらいの量と位置の毛を出すのか?をしっかり把握するために、キューブウィッグを頭頂部に当てて確認してください。
3.髪をまとめていきます。
2で確認した頭頂部に残す髪をブロッキングして結びます。
あとは、ハーフウィッグのように、前髪とサイドを残し、地毛を2つに結びます。この時、髪が長い場合は、コンパクトに収まるように、きつく三つ編みにします。
その後、2つに結んだ(三つ編みした)地毛をピンで留め、コンパクトにまとめます。
4.キューブウィッグを装着します。
穴から3でブロッキングした頭頂部の地毛を出してウィッグを被り、両サイドのぱっちんクリップを留め、位置を決めます。
そして、襟足部分のまとめた地毛を入れ込み、えりあし部分のコームでしっかりと固定します。
5.ウィッグが固定されたら頭頂部の髪を下してなじませます。
ウィッグとの境目を覆うように、透明の糸から地毛を少しずつ引き出して整えます。
この時、コームのとがっている方を使うとキレイに地毛を引き出すことができるので、おすすめです。 最後に、気になるところがあればブラッシングをしたりコテ、ヘアアイロンで微調整します。
(アイロンの温度は120℃~160℃程度)
地毛がもともと短い場合は馴染みやすいですが、長い場合は、コテやアイロンを地毛と一緒に使用することをおすすめします。
セットが完了したら完成です!
続いて、待ってました♪前髪ウィッグの着用方法。 前髪ウィッグと一言で行っても、人毛・人工毛・つむじつきなど様々あります。
しかし、基本的な着用方法は一緒なので、スタンダードな前髪ウィッグ着用方法にプラスして、各ウィッグのポイントをお伝していきます♪
・コームかブラシどちらか
・ヘアピン 着用前の確認事項
☑くせはついていませんか?
人毛の場合は、癖がつきやすいので着用前にヘアアイロンで整えたり、少し濡らしてからドライヤーを当てるなどをオススメします。
もちろん、人工毛の場合もヘアアイロンが使用できるので、気になる箇所があればこちらもオススメします。 着用前の方がスタイリングしやすいので、ご確認してみてください♪
1.裏側にぱっちんクリップがついていることを確認ください。
2.軽くブラッシングしてください。
シースルーバングやつむじ付きの場合は、コームでジグザとブラッシングした方が、ふんわり仕上がります。
3.地毛の前髪を左右に分けてヘアピンでとめてください。
シースルーバングの場合は、三角形を作るようにブロッキングして着用位置を決めた方がナチュラルに仕上がります。
つむじ付きは、ヘアピンで前髪を止めたあと「つむじ」に合わせて着用位置を決めてください。
4.着用位置を調整してください。
5.位置が決まったら、ぱっちんクリップで固定してください。
6.地毛とウィッグをコームかブラシでなじませるようにブラッシングしてください。
7.完成です!
続いては、ポイントウィッグの仲間♪ポニーテールウィッグです。 結べる髪の長さがあれば、一瞬で変身ができる、重宝ウィッグです! 女性が1度は憧れるポニーテールにも挑戦してみましょう。
【必要用具】
・コームかブラシどちらか
・ヘアピン
1.軽くブラッシングしてください。
2.お好みの位置で細めのゴムを使用してきつめに結んでください。
3.内側にはコームがついているので、結んだ地毛への根元にコームを差し込んでください。
4.地毛を包むこんでから、ウィッグのマジックテープをきつく巻き付け固定します。
※ブリッジポニーテールバージョンは、マジックテープがありませんので、しっかり包むこむだけで固定できます。
5.ウィッグのサイド毛を取り出し、マジックテープを覆い隠すようにサイド毛をぐるぐるときつく巻き付けます。
6.サイド毛をヘアピンでとめて完成です。
思った以上に簡単に着用ができるので、初めて着用される方は驚かれるケースも♪
朝の時間を割かずに簡単着用できるので、まさに時短でその日の1日がキマりますね♪
イメチェンに重宝されるウィッグがもう一つ! おなじみのエクステンションウィッグです。 こちらの着用方法もぜひ確認してみてください。
・コームかブラシどちらか
・ヘアピン
1.軽くブラッシングしてください。
2.エクステをつける位置を決めるために、ブロッキングしてください。
3.ぱっちんクリップで留めていきます。
ここで、中央⇒両サイドの順番で留めると、比較的着用しやすくなります。
4.地毛とウィッグをコームかブラシでなじませるようにブラッシングしてください。
いかがでしたしょうか? ウィッグの種類のよって着用方法は違いますが、基本的に大事なポイントは一緒ですね^^
ウィッグ=フルウィッグというイメージは強いと思いますが、長さやなりたいスタイルによって、ハーフウィッグやキューブウィッグも活用できます。
また、簡単に、負担にならずにポイントウィッグも女の子のおしゃれには大活躍します♪ ぜひ自分に合ったウィッグを探してみてください♪