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女装をかわいくまとめるポイント&ウィッグの選び方と被り方とは

女装を可愛らしくまとめるには、ウィッグを使った女性らしさの演出が欠かせません。

しかし、どのようなウィッグを選べば良いのか分からないという人もいるでしょう。

ポイントさえ押さえておけば、初心者でも自分に合ったウィッグを見つけることができます。

そこで、女装に使えるウィッグの選び方や、正しい被り方を紹介します。

女装におけるウィッグ選びの重要性

人の見た目は髪型で印象の7割が決まるとされています。

たとえメイクや服装で女性らしさを演出しても、髪形が整っていない状態だと、女装としては不十分です。

しかし、男性の場合は学校や職場の規則で髪を伸ばすことが難しく、地毛で女性らしい髪形をするのは難しいという人も多いでしょう。

そこで、女装の際に活躍するのがウィッグです。

しかし、一口にウィッグといっても品質は幅広く、パッと見ただけでウィッグと分かってしまうものもあれば、地毛にしか見えないほど自然な仕上がりになるものもあります。

女装における完成度を上げるためには、しっかりとしたウィッグ選びが欠かせません。完成度が上がれば、自信を持って女装を楽しめるでしょう。

自分に合ったウィッグを選んで、より完成度の高い女装を目指しましょう。

ウィッグ選びで考えておきたいポイント

初めてウィッグを購入するにあたり、どのような基準で自分に合うウィッグを選べば良いのか分からないという人もいるでしょう。

そこで、ウィッグ選びの際に押さえておきたいポイントを紹介します。

ウィッグの用途

ウィッグには大きく分けると、「ファッション」「医療」「ミセス」の3つの用途があり、それぞれで品質や価格帯が異なります。

それぞれざっくり説明すると、ファッション用のウィッグは比較的低価格でスタイルやカラーなどが豊富で、医療用のウィッグは価格は高くなる分自然で着用感がよくなります。

女装用のウィッグは、ファッションや医療用のウィッグから価格や着用時間、好みのスタイルやカラーなどを基準に最適なウィッグを絞り込んでいきましょう。

ウィッグの利用シーン

ウィッグを選ぶときは、ウィッグを被る目的だけではなく、ウィッグを被る場所も考慮しましょう。

室内で着用するだけなのか、女装をしたまま外出するのかによって、選ぶべきウィッグの品質も変わります。

家など室内だけで着用する場合、短時間なら安価なウィッグでも問題なく使えるでしょう。

イベントなどに参加するときなど、その場で被るだけのケースを除けば、5000〜8000円程度のウィッグを選んだほうが無難でしょう。

外出する場合は、室内だけで着用する場合よりも、慎重にウィッグを選ばなければいけません。

女装をして外出すると、姿勢や歩き方、歩く速度など気を配らなければならないポイントが多く、なかなかウィッグの状態まで頭が回りません。

そのため、屋外などで長時間に渡り着用する予定があるときは、被り心地が良く、軽くて頭の負担になりにくいものを選びましょう。

医療用のウィッグは価格は高くなってしまいますが、見た目も自然で被り心地も快適です。

医療用ウィッグと室内向けのウィッグの中間にあたる10000〜35000円程度の価格帯なら手に入れやすく、長時間の着用や外出にも適しています。

1日中着用しても負担になりにくいよう軽めに作られていて、被り心地が良いだけではなく、髪形のバリエーションが多いのも大きな特徴です。

素材によってはアイロンでカールをつけたり、ストレートにしたりなどのアレンジもできますし、ある程度の長さがあるウィッグなら、編み込みやまとめ髪で雰囲気を変えることも可能です。

フェイスラインをカバーできるか

より女性らしい仕上がりに近づけるには、フェイスラインをカバーできるウィッグを選ぶと良いでしょう。

一般的に女性の方がフェイスラインが丸く、やわらかい印象を受けます。

一方、男性のフェイスラインは骨格が目立ち、角ばっているのが特徴です。

ウィッグでいかに男性らしさをカバーするかが、女装の完成度を左右します。特に、女装に慣れていないときは、サイドに髪があるデザインのウィッグを選ぶと良いでしょう。

ショート系のウィッグや、フェイスラインに髪がかからないウィッグは、顔の輪郭が強調されてしまいます。

サイドに髪があるタイプや、アレンジが可能なタイプのウィッグなら、自然にフェイスラインをぼかしたりカバーしたりできるので、初心者でも着用しやすいです。

顔の輪郭には丸形やベース形、逆三角形などさまざまな種類がありますが、理想的な輪郭の形は卵形です。

卵形はオーバル形とも呼ばれ、やや縦長の丸形に近い輪郭を指します。もともと輪郭が卵形の人なら、どのようなデザインのウィッグも比較的似合いますが、男性で生まれつき卵形の輪郭は少ないです。

エラが張っているなら自然にカバーできるようカールやウェーブのあるウィッグを選ぶ、顎が尖っていたり顔の横幅が広かったりするのが気になるなら毛先にボリュームがあるタイプのウィッグを選ぶなど、輪郭が卵形に近付くようイメージしながら選びましょう。

髪型はゆるふわ

なるべく自然に見えるウィッグを選びたいのであれば、ストレートよりも緩くふんわりとしたカールやウェーブのついたウィッグが良いでしょう。

ストレートのウィッグは女性らしく見えることから、最初のウィッグとして手に取ってしまう人も多いです。

しかし、ストレートは髪のツヤやテカリが目立ちやすく、遠目からでもウィッグと分かってしまうことがよくあります。そのため、初心者には扱いにくいといえるでしょう。

一方、ゆるふわ系なら女性の髪形としても一般的なので、不自然に見えにくいです。女装にもなじみやすいでしょう。

注意したいのは、カールがきつすぎるウィッグを選ばないことです。

毛先がふんわりとする程度の、緩やかなウェーブのほうが女性らしく自然なシルエットに見えます。

また、ロングヘアは女性らしさを強調してくれますが、長いほど絡まりやすく、型崩れの原因になってしまうので注意が必要です。お手入れも大変なので、胸下程度の長さに留めましょう。

髪の色

髪の色もウィッグ選びの重要なポイントです。

どのような髪色のウィッグをつけるかによって、全体的な印象やまとまりが大きく変わります。

少しでも自然に見せようと、黒髪や暗めのカラーを選ぶのは逆効果です。

女性であれば暗い髪色でも問題はありませんが、男性の場合は重たい印象になってしまう可能性があります。

特に、地毛ではなくウィッグだと全体的に重く見えやすいので、少しでも軽いイメージになるよう、明るい髪色を選ぶと良いでしょう。

黒髪にチャレンジするのは、メイクや髪形のアレンジに慣れてからのほうが無難です。

しかし、金髪やイエロー、オレンジなどの目立つ髪色に挑戦するのは勇気が要るという人もいるでしょう。

あまり派手な髪色だと目立ちすぎてしまう可能性もあるので、黒髪よりも少し明るめの色だと使いやすいです。

明るいブラウンならどんな人にも合いやすく、フェイスラインや骨格を目立ちにくくする効果も期待できます。

可愛らしい印象にしたいならピンクやレッドのニュアンスを含んだブラウン、大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げたいならアッシュがかったブラウンなど、なりたい印象で髪色を選ぶのも良いでしょう。

トレンドを取り入れる

自然な女装に仕上げるには、トレンドを意識したウィッグを取り入れましょう。

あまりにトレンドからかけ離れたヘアスタイルでは、いくらメイクや服装にこだわっても、自然には見えません。

女性の髪形といえばストレートのロングヘアや厚い前髪を連想する人も多いでしょう。

しかし、実際のトレンドは自然なゆるふわ系の髪形です。

前髪も一直線に揃えるだけではなく、斜めに流したり、サイドの髪と同じ長さまで伸ばして真ん中で分けたりなど、さまざまなスタイルがあります。

長さも、目の上で揃えるのと眉上まで切り込むのでは印象が全く異なるため、慎重に選ばなければいけません。

髪色もトレンド感を取り入れたうえで選ぶと、より自然な仕上がりになります。

髪色は季節や年によってトレンドが変わるため、こまめにチェックすると良いでしょう。

たとえば、暖かい季節にはオレンジやイエロー、ピンクなど明るめのカラーが流行する傾向があります。

一方、冬はダークブラウンやボルドー、ネイビーなど重厚感のあるカラーがトレンドになりやすいです。

ウィッグを選ぶ前に、女性誌やヘアカタログをチェックして、女性に人気の髪形や髪色を研究しましょう。

トレンドの髪形はどんどん取り入れたうえで、コーディネートを決めることが大切です。

ウィッグ選びでのチェック項目

ここまではウィッグを選ぶ際のポイントについて紹介してきました。

欲しいウィッグの候補を絞ったら、実際にウィッグを手に取ったり試着したりしながら、次に紹介するチェックポイントを確認してみましょう。

通販の場合は、商品の写真などを見てチェックします。

まず、髪形が女性らしいか、髪色が適切かを確認しましょう。

自分の顔の形や着用する目的、トレンドなども踏まえたうえで、自然なデザインのものを選ぶことが重要です。

次に、質感が良いかをチェックします。できれば実際に手で触って、やわらかさや細さを確認したほうが安心です。

ウィッグの素材は人毛や、アクリルやポリエステルを使用した人工毛、人毛と人工毛をミックスしたものなど、さまざまな種類があります。

人毛は見た目も手触りも自然で、水に濡らしたりアイロンで形を整えたりすることも可能です。

しかし、良い状態をキープするためには、こまめなお手入れが欠かせません。

一方、人工毛のウィッグは色やツヤが不自然に見える場合もありますが、人工毛よりも劣化しにくく、長く使えます。

より自然な見た目にしたい場合は、単色ではなく複数の色をミックスしたウィッグを選ぶのも一つの方法です。

髪の質感だけではなく、分け目が目立ちすぎないか、つむじが自然に見えるかも確認しましょう。分け目やつむじが不自然だと、見下ろされたときや屈んだときに、ウィッグだと見抜かれてしまうおそれがあります。

ウィッグの正しい被り方

ウィッグを被るときは、先にメイクを完成させておきましょう。

ウィッグを被ってからメイクを始めると、髪形が崩れてしまったり、ウィッグを汚してしまったりするおそれがあります。

メイクが整ったら、いきなりウィッグをつけるのではなく、ウィッグネットを被って髪をまとめておきましょう。このとき、可能な限り地毛をコンパクトにまとめます。

次に、自分の頭の大きさに合わせて、ウィッグのアジャスターを調節しましょう。

緩すぎるとウィッグが外れてしまいますが、きつすぎると着用している間に頭が痛くなってしまうので注意が必要です。

ウィッグを被るときは、前髪のほうから被せます。こめかみの位置に合うように調節したら、ウィッグの襟足を引っ張り、頭全体に被せましょう。

違和感が無くなるよう、バランスよく整えれば完成です。うまく固定できないときは、もう一度アジャスターを調整し直すか、ヘアピンなどで止めると良いでしょう。

魅力的な女装のために重要なこと

ウィッグを使った女装では、全体的なバランスが非常に重要です。

特に、ウィッグと服装、メイクのバランスには気を付ける必要があります。

たとえば、清楚なワンピースに派手なウィッグを合わせたり、ナチュラルなメイクと髪形に奇抜なドレスを合わせたりするのは不自然です。

清楚なイメージにしたいのであれば、暗めの髪色にシンプルヘアスタイルのウィッグとナチュラルメイク、上品な服装を合わせたほうが自然に見えます。

全てのバランスが整っているからこそ、魅力的な女装が完成するのです。

最初にどんな女装をしたいのか、全体的な雰囲気やテーマを決めたうえで、それに合ったウィッグを選びましょう。

さまざまな場面やファッションを想定したうえで、何種類かウィッグを揃えておくと、より女装のバリエーションが広がります。

自分にぴったりのウィッグを選ぼう!

ウィッグにはさまざまな種類があり、何を被っても自然に仕上がるとは限りません。

完成度の高い女装に仕上げるには、着用する目的やなりたいイメージ、自分の顔の形に合ったウィッグを選ぶ必要があります。

また、素材によってメリットとデメリットがあることも忘れてはいけません。自分の目的に合ったウィッグを選んで、より魅力的な女装を目指しましょう。

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