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ポイントウィッグの種類!どんなヘアスタイルができるの?

「白髪が増えた」「ボリュームがない」「うねってまとまらない」など、髪のトラブルはとても身近な悩みですよね。

こういった髪の悩みやアレンジによく使われているのが「ポイントウィッグ」です。

少し前までは、薄毛隠しや医療用のイメージが強かったのですが、価格も手ごろになりファッションの一部として活用する人が増えてきました。

今回は、ポイントウィッグの種類やできるヘアスタイルについて紹介します。

ウィッグにはどんな種類がある?

髪の悩みは、年齢を重ねるごとに増えてきます。

「白髪染めが面倒」「ハリやコシがなくなって老けて見える」「ツヤがなくてパサパサ」「頭頂部の分け目が目立つ」など、悩みの内容も人それぞれ。

そこで活躍するのが、女性用ウィッグです。

ウィッグには大きく分けて3種類あり、アレンジできる部分やスタイルによって違いが出てきます。

フルウィッグ

1つ目は「フルウィッグ」タイプです。

頭全体にかぶせるカツラ型で、地毛の長さや色を気にすることなく大胆なイメージチェンジが可能です。

ウィッグといえば、まずこのスタイルを思い浮かべる人が多いでしょう。

ショートヘアからロングヘアに変えることも、ボリューム不足や白髪をカバーすることもできますので、今までとまったく違うヘアスタイルを楽しみたい人に向いています。

アンダーネットの中に自分の毛をまとめて、その上からウィッグをかぶることでウィッグのズレを防ぐこともできます。フルウィッグの最大の魅力は、カラーバリエーションや長さ・デザインが豊富なこと。

いくつか持っていればその日のファッションや気分次第で、洋服のように簡単に髪形を変えられます。

また、「地毛をネットに入れる」「ウィッグをかぶる」という、2ステップで済む手軽さもポイントですね。

身支度に時間をかけたくない日も、ささっと装着して出かけられますよ。

使用時のポイントは、土台のネットをかぶる際になるべく地毛をコンパクトにまとめることです。

編み込みや三つ編みを複数作るなどして地毛の量を分散させてからネットをかぶれば、ウィッグをかぶった時に頭や顔を小さく見せることができます。

また、スタイリング剤をウィッグに使ったら、その日のうちにしっかりと洗いましょう。

そのままにしておくと白い塊になってウィッグにこびりつき、抜け毛や傷みの原因になってしまいます。

フルウィッグのデメリットは、価格にあります。

ウィッグの価格は素材と作成方法に左右され、素材には「人毛」「人工毛(ファイバーや合成繊維)」「人毛と人工毛のミックス」の3種類が使われています。

言わずもがなですが、一番自然に見えるのは「人毛」です。

フルウィッグのように頭部全体にかぶるタイプは、「人工毛」だとどうしても不自然に見えてしまうため、かぶっていることを知られたくない場合はオーダーメイドの「人毛」が理想的です。

とはいえ、当然ながら人間の毛を使っているので大量生産はできません。

良質の毛を選定するにも手間もかかり、ウィッグ用に加工しなければならないので必然的に値段は高くなってしまいます。

ハーフウィッグ

2つ目は、つむじ辺りから装着する「ハーフウィッグ」タイプです。

地毛の前髪を生かせることから、より自然な印象でヘアアレンジできます。

フルウィッグよりも通気性がよく、地毛との境目がわかりにくいためウィッグ初心者に向いています。

髪全体のボリュームをアップしつつ、頭の半分しか覆わないので長時間装着しても頭や首が痛くなりません。

軽いつけ心地が人気の秘密です。

デメリットは、カラーを自由に選べないこと。

前髪を使うので、地毛に近い色を選ばなければなりません。

自然なヘアアレンジには、カラー選びが最も重要です。色選びに失敗しないように、通販で購入するときは必ずカラーサンプルを先に買って地毛と比較してから選びましょう。

また、フルウィッグのように地毛をまとめる必要はありませんが、前髪とウィッグを編み込んだり、カチューシャを境目につけるなどしてハーフウィッグと地毛とをなじませる工夫は必要です。

ポイントウィッグ

3つ目は、ワンポイントで使える「ポイントウィッグ」です。

「少しだけボリュームアップをしたい」「サイドに変化をつけたい」といった時に便利で、複数を組み合わせて使うこともできます。

リーズナブルな価格や比較的どこでも買える手軽さから、若い女性の間で人気です。

クリップやピンですぐに装着できるので、急なイベントや忙しい時にも簡単にヘアアレンジが可能ですよ。

また、お店によって取り扱っている種類に違いがあり、「お団子タイプ」「ポニーテールタイプ」「三つ編みタイプ」「カチューシャタイプ」と、ヘアアクセサリー感覚で使える点も大きな特徴です。

さらに、「つむじつき前髪ウィッグ」や「襟足ウィッグ」など、気になる部分をダイレクトに隠す、足すことができるのもポイントウィッグのメリットです。

つむじつき前髪ウィッグは、カバーできる範囲が広く、ハーフウィッグのように地毛と前髪の境目が目立ってしまうといったデメリットもありません。

人工つむじによって自然と薄い頭頂部を隠すことができるので、病後など医療用ウィッグとしても活躍しています。

襟足ウィッグはストレートからウェーブまでいろいろな種類があり、ウィッグの中では髪のエクステンション部門として扱われていることも多いです。

ポイントウィッグはどんなウィッグ?

ポイントウィッグの特徴は、なんといってもすぐにヘアアレンジを楽しめる点でしょう。

職場や学校の規則で、髪色やデザインを変えられないといった場合でも、ポイントウィッグなら休日だけ、イベントの時だけと好きな髪形や長さに変えられます。

金や赤・青など派手な色を選んでも地毛には一切ダメージもなく、ワンポイントでおしゃれを楽しめます。

ヘアスタイルの不満で多いのが、美容院で思った通りの髪形にしてもらえなかったという嘆きです。

そんなときも、短く切られすぎたら襟足タイプのものを使ったり、地毛をまとめてお団子タイプやロールタイプを巻きつければガラッと雰囲気を変えられて重宝しますよ。

年齢や病気で薄毛に悩んでいても、クリップでさっと止めるだけでふんわりしたトップを作れますし、フルウィッグのように頭が蒸れてかゆくなったり、長時間の使用による頭痛や肩こりの心配もありません。

ポイントウィッグにはどんな種類は?

ポイントウィッグには、主に6つの種類があります。

前髪ウィッグ

まずは「前髪ウィッグ」。クリップで止めるだけの手軽さで、数秒でスタイルを変えられます。

前髪は顔の第一印象を決めるといっても過言ではありません。

価格も1,000円台からありますので、とってもリーズナブルです。

前髪のセルフカットに失敗してしまった場合でも、お助けグッズとしてとても頼りになります。

トップカバー

2つ目は、トップのボリュームや、白髪、プリン隠しに最適な「トップカバーウィッグ」です。

年齢とともに、抜け毛が増えたり毛が細くなることで目立ってくる頭頂部は、そのままにしておくと老けた印象に。

トップカバーウィッグは気になるつむじ全体を覆うため、頭の形がふんわりと整い若々しい印象を与えます。

ポニーテール

3つ目は、アレンジが苦手な人でも簡単に使える「ポニーテールウィッグ」です。

地毛に巻きつけるだけでポニーテールが完成してしまう優れもの。

長さもいくつかあり、好みやTPOに応じて使い分けることも可能です。

2つ使えばツインテールもあっという間にできてしまいます。

こちらも1500円前後で販売されていますので、チャレンジしやすい価格ですね。

お団子

4つ目は、雑貨店やデパートでも手に入りやすい「お団子ウィッグ」です。

おくれ毛が大人っぽく、パーティーや改まった席でも活躍するのがこのウィッグです。

シュシュタイプで髪ゴムを使う要領で、だれでも簡単にボリューミーなお団子がつくれますよ。

地毛と同じ色を選べば、まったく不自然さもなくスタイルアップできるので、ひとつは持っておきたいポイントウィングですね。

三つ編み

5つ目は、ヘアスタイルにキュートさやポップな遊びを加えたいときに便利な「三つ編みウィッグ」です。

三つ編みの太さや長さを変えたり、お団子ウィッグとの組み合わせでさまざまなヘアアレンジを楽しめます。装着もクリップを挟むだけで、簡単におしゃれ度がアップできますよ。

ロール

最後は、アレンジの幅が最も広い「ロールウィッグ」です。

伸縮性の高いロープ状のウィッグで、ボリュームを出したいところに巻きつけてピンで固定するだけでアップスタイルがつくれます。

巻きつける高さや長さでガラリと雰囲気を変えられるアイテムです。

カットして使うこともでき、価格も1,000円台からとコストパフォーマンスがよいためポイントウィッグの中でも特に人気があります。

サイドダウンでカジュアルスタイルから、バレッタや髪留めと組み合わせてパーティスタイルに、高く巻きつければ華やかな着物にも合わせることができる万能型ウィッグです。

ポイントウィッグを使用するメリット

ポイントウィッグを使用するメリットは4つ挙げられます。

1つ目は、編み込みやお団子など、難しいヘアスタイルにも簡単にチャレンジできる点です。

飾りゴムやヘアピン・スカーフ・バレッタ・かんざしとヘアアクセサリーの種類は数多くありますが、単純に見えて使いこなすのは意外と大変。

コテやロールブラシといったアイテムも練習が必要で、ヘアアレンジを苦手としている人は思いのほか多いです。

しかし、ポイントウィッグであれば、巻き髪やストレートロング、ハープアップも自由自在に作れてしまいます。

不器用であっても、きれいなまとめ髪が実践できるので、おしゃれには欠かせないアイテムといえるでしょう。

2つ目は、薄毛に悩んで外出が億劫になっている人も、ふんわりトップを実現できることです。

「つむじつき前髪ウィッグ」があれば、ボリュームがほしい頭頂部だけに使えますから人目を気にせずに過ごせるでしょう。

3つ目はショートヘアでファッションがマンネリ化して面白くないといった場合も、「襟足ウィッグ」を使えばロングヘアもゴージャスな縦巻きもいつでも楽しめる点です。

慣れないヘアアイロンやパーマをかける必要もありません。

もちろん、メッシュ入りを使って変化をつけるのも、洋服を変える手軽さで可能ですね。

そして、4つ目はフルウィッグやハーフウィッグに比べて装着が手間いらずなこと。

ピンやクリップで固定するだけで、忙しい時もあっという間にヘアアレンジが完成します。

ポイントウィッグの保管方法

ポイントウィッグを長持ちさせるには、こまめなメンテナンスや正しい保管方法が重要です。

ポイントウィッグはコンパクトなため、よくポーチや袋に丸めて保管する人が多いですが、この方法では変なクセがついてしまうので折ったり曲げたりせずに保管してください。

毛流れを整えてから、ウィッグ専用のネットや購入時の箱に入れてしまいましょう。

使用後はシャンプーとリンスで、汗や汚れ・臭いを落とし、しっかりと乾燥させます。

水気が残っていると、雑菌の繁殖やカビの原因になってしまいますから注意してください。

ウィッグの素材によっては、少し手入れ方法も変わってきます。

「人毛」の場合は、シャンプー後にうねりが出やすいのでドライヤーなどでブローをして毛の流れを整えましょう。

また、紫外線や経年により色あせてきますから、定期的に染める必要も出てきます。

この他にも、雨や梅雨時の湿気で広がったり重くなったりと、「人毛ウィッグ」には手間がかかることを覚悟しなければなりません。

これに対して「人工毛(ファイバー)」は、形状記憶でヘアスタイルが固定されており、色あせも起こりにくいです。

ただし、熱に弱い素材の場合もあるため、コテやアイロンを使用する際は注意が必要です。

洗うときは専用シャンプーを使い、雨の日は帽子をかぶるなどしてテカリや水濡れを防ぎましょう。

すべてのタイプのウィッグに言えますが、ウィッグは静電気に弱いです。静電気防止のためにも、ブラッシングにはウィッグ専用の金属ブラシを使ってください。

ブラッシングする際は、抜け毛の原因になりますから、絡んだ部分を引っ張らないように毛先からやさしく梳かしましょう。

使っているうちに毛同士の摩擦でパサパサした状態になってきたら、ウィッグ用のオイルスプレーを使うとツヤが戻ってきます。

指通りもなめらかになり、静電気防止にも効果的です。

利用しやすいポイントウィッグを使ってみよう

女性用ウィッグには大きく分けて3つの種類があり、それぞれに特徴や使い方、メリットやデメリットが存在します。

その中でもポイントウィッグは、「ヘアアレンジの幅広さ」「目的に応じた使いやすさ」「装着の簡単さ」「リーズナブルな価格」とメリットの多いアイテムです。

髪の悩みや使用目的に合わせて、ぜひ自分にぴったりのウィッグを見つけてください。

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