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ウィッグが自然!ウィッグユーザーが教えるフルウィッグを自然に見せる方法

ウィッグが必要になった時、ウィッグに慣れるまでは街中で視線を感じたり、「あの人ウィッグかな?」 「絶対かつらだよね?」と思われているのではないか?と心配になると思います。

どうしてもウィッグやかつらはマイナスイメージが付いてしまっており、ウィッグだと気づかれたくないですよね・・・

しかし、考えてみれば、ウィッグは気軽にイメージチェンジができるし、医療用として治療などの一環で着用されていらっしゃる方にとっては生活の一部でなくてわならないものだと思います。

そんな相棒となるウィッグですが、初めて買ったとき、着用してみて似合わなさにびっくりしたり、見慣れない姿にウィッグだと気づかれてしまうんじゃないか?と不安になることもあると思います。

そこで今回は、ウィッグメーカーで働くウィッグユーザーが、自然なウィッグを選ぶポイントと、ウィッグだとバレない自然な着用方法をご紹介したいと思います。

ネットショップで自然なフルウィッグを選ぶための5つのポイント

ネットショップで自然に着用できるウィッグを選ぶ際の注意点として、「つむじ」「ボリューム」「カラー」「スタイル」の4つと、様々な角度やシーン(屋内や屋外、光のあたり方の違いなど)での「写真がたくさんあるのかどうか」をチェックすることをお勧めします。

それぞれ注意して選ぶポイントをご紹介していきますね。

つむじ

ウィッグ使用し始めた際、電車で座っている時や、エスカレーターに乗っているときなど、上や下からの視線が気になったことがある方は多いと思います。

例えば電車の座席に座っている時に、着用していたウィッグがO型つむじと呼ばれるタイプのウィッグやスキン(つむじ)なしのものであれば、不自然なつむじへの視線が気になり、気が気でない状況に陥ってしまいますし、そんな状況を想像すると電車で座席には座れなくなってしまいますよね。

ところが自然な人工スキン(つむじ)がついているウィッグであれば、不安や心配は軽減され安心して電車の座席に座ることができます。

そういった理由から、自然なウィッグを求められる際は人工スキン(つむじ)付きのもの、出来れば髪の毛の流れが自然なタイプの人工スキンがついているウィッグを選ぶと安心です。

スキン付きとスキンなしのウィッグのつむじを比較

ボリューム

ウィッグ使用し始めた際、ウィッグネットが見えるのが心配!ということで、髪の毛のボリュームが多いウィッグを選んでしまいがちですが、ウィッグのボリュームが多すぎると逆に不自然に。

もさっとした見た目で浮いて見えることがあるので、ボリュームが多すぎるなと感じたものは避けるか、美容師さんにすいてもらうなど調整を行いましょう。

通常のボリュームとボリュームアップのウィッグを比較

通常のボリュームとボリュームアップのウィッグを比較

カラー

自然にウィッグを着用するにはウィッグのカラーも重要です。

人工毛によっては、テカリが強すぎたり色味に違和感がある場合もありますので、希望のカラーは商品の写真やスタッフ着用のレビューなどでしっかりチェックしましょう。

また、最近ではカラーサンプルの取り扱いがあるお店も増えてきているので、実際に一度自分の目で確認するといいと思います。

どのカラーにするか迷われている場合は、より自然に見えるプリンカラーがおすすめです。

写真はリネアストリアのミルクブラウンプリン

スタイル

ウィッグを自然にみせるには、まずは出来るだけ以前の自分のスタイルに近いウィッグを選ぶといいと思います。

以前の自分のスタイルに近いものを選ぶことで、自分が着用した際に違和感が軽減されウィッグに親しみやすくなります。

また、違和感なく自分に似合うスタイルのウィッグを持っていることが心の余裕にもつながり、少しずつ様々なスタイルのウィッグにも挑戦しやすくなります。

写真などの情報がたくさんあるのかどうか

最後に、出来るだけ写真やサイズ、カラーなどの情報量の多い商品で、違和感がないかどうかを選ぶようにしましょう。

例えば、屋内と屋外での髪の光り方が不自然ではないか?自分が気になる角度で見たときに違和感がないか?をチェックするようにしましょう。

自分が気になる部分を隅々までチェックしておくことで、ウィッグが届いた時のイメージ違いを防げます。

自然なフルウィッグ

自然にフルウィッグを着用する3つのポイント

前髪は自分にあった位置で

ウィッグを自然に着用するうえで重要な1つめのポイントは前髪です。

自分に合った前髪の位置で着用することでより自然にみえます。

ウィッグを使用し始めた方は、ウィッグを正い位置で着用できておらず不自然に見えてしまうことが多いように感じます。

ウィッグを深くかぶりすぎて、前髪の位置が下に下がりすぎると写真の左側のように目にかかってしまい重い印象になってしまいます。

ウィッグをしっかり深くかぶりたい方は、自分に合った前髪の長さにカットして合わせると自然に着用することができます。

例えば、こちらのウィッグの場合は、深くかぶるとかわいい重たい前髪のボブになります。

このままカットをして自分に合わせるのも良いですが、右の写真のように少し後ろにずらして着用すればカットせずとも前髪の位置を変えることができます。

このようにカットしなくても少しの工夫で印象が大きく変わります。

自分がどのように着用したいかによって、カットが必要かどうか判断すると良いと思います。

うぶ毛、おくれ毛を作る

ウィッグを自然に着用するうえで重要な2つめのポイントはうぶげ毛とおくれ毛です。

理由としては、地肌の見える部分によっては不自然に見えてしまいます。

たとえば、生え際がフェイスラインと合っていない、浮いているなどのケースでは、どうしても不自然になってしまいます。

そこで、自然の髪の毛に近く見せるためにひと工夫。

人の髪の毛にあるうぶ毛やおくれ毛をウィッグでも表現することでさらに自然に着用できます。

また、うぶげ毛やおくれ毛があることで、自然に耳掛けやアレンジができるようになり、着用時の幅が広がるのでよりウィッグを楽しむことができます。

購入する際にカットしてもらうか、美容師さんにお願いすることをおすすめしますが、着用時にも産毛のように見せることもできますので、その方法は下記の「ウィッグアレンジ HOW TO」をご覧ください。

アレンジでより自然に

ウィッグを自然に着用するうえで重要な3つめのポイントはヘアアレンジです。

そのまま着用するよりも、おくれ毛や産毛をみせることでより自然にみせることができます。

また様々なスタイルのウィッグでアレンジすることで、ウィッグを親しむことができます。

是非、アレンジに挑戦して楽しいウィッグライフを過ごしてくださいね。

【HOW TO】フルウィッグの着用方法&アレンジ

【紹介動画】ショートスタイルのフルウィッグ編

【紹介動画】ミディアムスタイルのフルウィッグ編

自然なおくれ毛のつくりかた(ショートウィッグ)

ウィッグで髪を耳にかける際に自然にみせるための方法です。

ポイントとしては、ウィッグキャップの耳のラインが隠れるようにおくれ毛を作ること♪

おくれ毛を作ららず耳にかけた状態

ウィッグの耳のラインが出てしまい不自然です

耳にかけた髪から少し引っ張りおくれ毛を作ります

ウィッグの耳のラインが気にならない程度引っ張り出せば完成です

自然なポニーテールのつくりかた(ミディアム~ロングウィッグ)

ウィッグでポニーテールまたはそれを活用したアレンジの際に自然に見せる方法です。

ポイントとしては、襟足の生え際がなく不自然に見えないように、束ねた髪を少しずつつまみ出し遊びをつくることで、襟足の生え際を隠す♪

おくれ毛がなくウィッグの耳のラインが不自然なのはもちろんですが、首のラインがはっきりしているのも不自然にみえませんか?

そこで首筋の髪の毛を少し引っ張り出します(耳まわりのおくれ毛はショートウィッグで紹介した要領で作っています)

こんな感じ

耳や首回りを調整し、こんな感じで完成です

【応用編】ショートウィッグのハーフアップアレンジ

リネアストリアの「アメリボブ」をヘアゴム一つでハーフアップしていきます

髪の毛の流れを意識してつむじの流れを整えます

少しずつ髪の毛を束ねてハーフアップにします

耳のラインが自然にみえるようにおくれ毛もつくり、ヘアゴムで止めます

つむじが周辺の髪の毛がハーフアップの際にひっぱられ張っているので、ハーフアップから少しずつひっぱって余裕を作ります

こんな感じでつむじまわりをふんわりさせるイメージ

こんな感じで完成です

横から

反対側

【応用編】ミディアムウィッグのお団子アレンジ

ヘアゴムとヘアピンをひとずつ使って、リネアストリアの「天使のMelty」をアレンジしていきます

まずは耳回りのおくれ毛づくり

こんな感じでOK

反対側も同じように

次に、髪の毛を束ねていきます

この時のポイントとして、ここを抑えて少し髪の毛を引っ張りだします

こんな感じ。すると、ウィッグの首回りのラインを隠せるので自然になります

ヘアゴムでお団子を作ります

余った髪の毛をお団子に巻き付けて、ヘアピンでとめます

耳のラインがはっきり出ているので

少し髪の毛をつまみ出していきます

つむじまわりや

耳の周りも少しずつ髪の毛をつまみ出していきます

全体的に調整が終われば、お団子アレンジの完成です

横から

医療美容師が教えるセルフカットとアレンジ動画

うぶ毛のセルフカット方法

フルウィッグでお団子ヘアアレンジ

いかがでしたでしょうか?

ウィッグは少し工夫するだけで、すごく自然に着用することができるので、皆様にもぜひウィッグを楽しんでいただけたらと思います。

今回着用したウィッグの紹介

アメリボブ

こちらのウィッグはリネアストリアの「アメリボブ」です。

アメリボブ

アメリボブ公式サイトの口コミ(レビュー)

アメリボブのレビュー

アメリボブはスタイルの可愛さや自然さなどに関して、たくさん嬉しいレビューをいただきました♪

アメリボブに関するレビューへはこちらからどうぞ。

天使のMelty

天使のMelty

天使のMelty

こちらのウィッグはリネアストリアの「天使のMelty」です。

天使のMelty

天使のMelty

天使のMelty公式サイトの口コミ(レビュー)

天使のMelty

天使のMeltyは自然なプリンカラーうぶ毛カットに関して、うれしいレビューをいただいております♪

天使のMeltyに関するレビューへはこちらからどうぞ。

Girland

Girland

こちらのウィッグはリネアストリアの「Girland」です。

Girland

Girland

Girland公式サイトの口コミ(レビュー)

Girland

Girlandはスタイルに関して嬉しいお声をたくさんいただいています♪

改善に関する意見もありがとうございます!

Girlandに関するレビューへはこちらからどうぞ。

まとめ

今回は個人的にフルウィッグを使用している中で、ネット通販で購入する際に注意している自然なフルウィッグの選び方や、自然にみせる着用方法についてご紹介させていただきました。

ぜひ参考にしていただき、自分なりの選ぶポイントや、自然に見せる方法を見つけてすてきなウィッグライフを楽しんでくださいね♪

その他小ネタなど下記の記事でもご紹介しているのでぜひご覧ください。

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