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安いウィッグと高いウィッグの違いとは

ウィッグを購入しようと通販サイトを見てみると、安いウィッグと高いウィッグの差がものすごくあるけど違いがよくわからないと思ったことはありませんか?

そこで今回は安いウィッグと高いウィッグの違いについてご説明していこうと思います。

安いウィッグと高いウィッグそれぞれにメリットデメリットがありますので、ぜひ参考にお気に入りのウィッグを見つけていただけると嬉しいです。

ウィッグの価格の差について

ウィッグに限らず同じ種類の商品でも、質によって高いものと安いものって多くありますよね。

ウィッグもそれと同じように、安いウィッグには安い理由が、高いウィッグには高い理由があります。

もちろん複数の要因が関係して最終的な価格が決まりますが、あなたが気になるウィッグの価格は安いのか高いのか妥当なのかの参考にぜひチェックしてみてください。

ということで、ウィッグの価格に大きく影響を与えるもの。それはズバリ素材と作り方。

ということで、今回は髪の毛の素材と作り方(ざっくり言うと利用用途によって変わる)についてお話していきます。

髪の毛の素材

ウィッグの値段に一番大きな影響をあたえるのが髪の毛の素材になります。

注文する際にはどういった素材が使われているのかな?と是非一度チェックしてみてください。

髪の毛の素材は大きく分けて「人毛」と「人工毛」の2つがあり、一般的に人毛は高価で人工毛は安価となります。

さらに言うと人工毛の場合は人工毛が何の素材でできているのか、人毛は人毛の等質や長さで変動し、人毛の毛質等級ではREMY人毛が最高級に位置づけされ一段とお高くなっています。

価格を安い順で並べると人工毛<人毛<REMY人毛となります。

また、最近では人工毛と人毛がミックスされている商品もあり、その場合はどの程度人毛がミックスされているのかによって価格は変わりますが、人工毛と人毛の中間的な位置づけになります。

作り方(利用用途)

作り方では量産タイプのマシンメイドと、一つ一つ手作業で制作するハンドメイドの作り方があり、機械で量産できるマシンメイドは価格を抑えやすく、手間のかかるハンドメイドは価格が高くなります。

主にファッション用ウィッグはマシンメイドで医療用ウィッグがハンドメイドで作られる傾向にあります。

ファッション用は気軽におしゃれを楽しめるように、人工毛を使い量産タイプのマシンメイドで作られることが多く、リーズナブルな価格を実現することができます。

医療用のウィッグは抗がん剤による脱毛や脱毛症による脱毛の円滑な治療の補助を目的としており、長時間の着用や治療中のデリケートな肌になじむことを前提に作られるので、内部のキャップまでこだわり、自然な見た目を演出してくれる人毛を採用し、一つ一つ手作りされることが多く医療用のウィッグは価格も高くなってしまいます。

マシンメイドの内部

毛束を機械で縫い付けて作ります。

マシンメイドの内部

毛1本1本植え付けて作ります。

人毛と人工毛のメリットデメリット

人毛

人毛はその名の通り人の髪の毛なのでとても毛質はとても自然です。

しかし、一般的な人毛は加工の工程で一度色を抜き、再度色を入れる処理を行っているため、購入後のカラーやパーマは色がきれいに入らなかったり、髪が溶けてしまう恐れがあるためできません。(ヴァージン毛は除く)

また、人毛なので形状記憶ができずスタイルが維持できないといった点も。もちろんアイロンやドライヤーでセットすることは可能です。

人工毛

人工毛は主にポリエステル繊維やアクリル繊維などで作られており、カラーの種類が豊富で普段では難しいカラーも簡単にチャレンジすることが可能になります。

また、最近の人工毛は耐熱性の形状記憶素材が主流で、形状記憶ですのでシャンプーなど日々のお手入れでもスタイルが崩れにくいといったメリットがあり、熱を加えることでスタイルを作り替えることも可能です。

しかし、素材の関係で購入後のカラーはできず、また人毛と比べると光沢やツヤが出てしまうというデメリットや、静電気などの摩擦でチリチリとなってしまうデメリットがあります。

マシンメイドとハンドメイドの違い

マシンメイドとハンドメイドでは作り方が違うので着用感が変わってきます。

マシンメイドとハンドメイドを着用感で比較すると丁寧に手作りされるハンドメイドウィッグの方が、着用時の締め付けやフィット感などに優れており着用感がよくなり、価格は10,000円前後から。

しかし、ウィッグのスタイルはマシンメイドのほうが幅が広がったります。また、価格は2,000円前後から。

この価格より安すぎるウィッグは、ウィッグの品質が良くない可能性もありますので、その点を考慮して検討してくださいね。

結論としては、気軽にファッションを楽しむならマシンメイドがおすすめで、長時間の着用や医療用でのご利用はハンドメイドのウィッグがおすすめです。

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