みなさんはウィッグのカットと聞いてどんなイメージがありますか?
「毛が伸びないので、失敗したらと思うと切るのが怖い・・・」
「髪質が地毛と違うと、切った感じも違うの・・・?」
「どうやってカットしたらいいの・・・?」
こういったイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
ウィッグも地毛と一緒で、失敗するのが怖い・・・と思ってしまいますよね。
今回は、そんな不安・お悩みを解決する、ウィッグのセルフカット方法をご紹介します!
今回は今流行りの【シースルーバング】のカット方法を写真付きでご説明します。
シースルーバングとは、額が透けるくらい薄い前髪のこと。
軽やかな印象にすることで顔の表情をふんわりと柔らかく見せることができます。
垢抜けたスタイルなので大人っぽくなりたい方にもオススメで、
「シースルーバング」「シースルー前髪」は幅広い層の女性に大人気の前髪スタイルです。
それでは、シースルーバングのカット方法をさっそく見ていきましょう!
▼動画で見たい方はこちら!▼
※ 前髪など顔まわりの毛をカットするときは、ウィッグを被った状態で 自分の顔に合わせながら
少しずつカットしていくことで失敗しにくいです。今回の解説もウィッグを被った状態から進めていきます。
■準備するもの
・カットバサミ
・梳きバサミ
・クリップまたはダッカール
・ストレートアイロン
・コーム
“前髪を作りたい幅”と“切らない部分”できっちり分けます。
カットしやすいように、前髪の外側の毛をクリップで固定します。
失敗を防ぐコツは「毛束を少量ずつカットしていく」ことです。
長さを調節するときも、幅を増やすときも、一気にカットしてしまうと失敗に繋がります。
全体的にバランスを確認しながら、少量ずつゆっくりカットしていきましょう!
内側の髪をお好みの長さにカットしていきましょう。
毛束を指で挟み、毛先をカットしていきます。
ハサミを斜めに入れることで自然な切り口になります。
こまめにコームやブラシで切った毛を落としながらカットしていきましょう。
そうすることで、ガタガタ不揃いになるのを防ぎます。
お好みの長さに内側の髪をカットできたら、そのラインに合わせて留めていた髪をカットします。
下ろす髪は3回程度に分けて細かくカットしていくと、バランスを見やすいです。
これらの工程を繰り返してお好みの長さ・幅になるまでカットしていきましょう!
※全体的にバランスを確認しながら、少量ずつゆっくりカットしていきます。
長さをカットし終えたら、先程のように前髪を内側と外側で分け、外側の毛をクリップで固定します。
下ろした内側の毛をストレートアイロンで巻いていきます。
※人工毛・人毛MIXはファイバーの性質上、「熱を加えたあと、熱が冷める段階」で型がつきます。
※巻いてから熱が冷める前にキープを外してしまうと、髪の重さでストレートになってしまいます。
※耐熱温度は120℃~180℃です。
前髪を巻き終えたら、梳きバサミを縦に入れカットしていきます。
少量の毛束に分け、チョキチョキと細かく動かしながら少量ずつ梳いていきます。
クリップで留めていた毛を少しずつ下ろしながら、この工程を数回繰り返しましょう。
④アイロンでカール付け。→⑤梳きバサミで梳く。
最後に、全体的にバランスを確認します。
長い毛が残っていないか、毛量がおかしいところはないかを確認して、 不自然な部分を微調整していきましょう。
シースルーバングの完成です!
いかがでしたでしょうか? ウィッグをシースルーバングに大変身させて、イメージチェンジしちゃいましょう♡